仕事や人間関係、育児、家庭生活など、ストレスを感じることはありますよね。
そんな中でも、ストレスとうまく付き合いながら、楽しく暮らしていけたら良いと思いませんか?
今回は、ストレスとうまく付き合うために、コーピングリストを作ってみようというお話です。
コーピングとは
コーピングという単語を聞いたことがありますか?
もともとメンタルヘルス用語であるコーピングという単語は、「問題などに対処する」の意味を持つcopeから派生した言葉。現在は「ストレスをコントロールする方法」という意味で使われています。
このコーピングの考え方を利用して、落ち込んだときに自分をご機嫌にする方法を考えてみましょう。
(本来、コーピングという概念はもう少し難しいものですが、ここではざっくりご説明していますので、詳しく知りたい方は専門書や専門サイトなどでご確認くださいね。)
コーピングリストを作ろう
では、早速コーピングリストを作ってみましょう。
ストレスを感じたときに何をしたら気分が良くなるか、元気になるかを考え、リスト化していきます。
その際に、パソコンやスマホで文章を打つより、紙に書く方が考えがまとまりやすいと言われています。
まずは、紙に書いてみることをおすすめします。
~思い浮かべてみてください~
・ご機嫌になるとき
・楽しいと感じるとき
・嫌なことがあったときの気分転換法
思い浮かんだら、どんどん書いてみてください。
また、「音楽を聴く」のような書き方ではなく、「どんなアーティストのどんな曲を、何を使って聞く」まで具体的に思い描いてみてくださいね。
例を挙げてみます。
【コーピングの例】
・猫と戯れる
・ヒゲダンのpretenderを聞く
・お風呂の中で歌を歌う
・●●のケーキ屋さんのモンブランを食べる
・一人焼肉をする
・スタバでカフェモカを飲みながらぼーっとする
・●●公園を30分散歩する
・海辺を散歩する
・ちょっと走ってみる
・ヨガをする
・●●の雑誌のモデルさんになりきって、10cmヒールの靴を履いて街を歩く
・ヘッドスパに行く
・本屋さんに行き、気になった本を大人買いする
・昔好きだった●●のドラマをhuluで夜通し見る
・眠くなるまでハリーポッターシリーズの本を読み続ける
・思ったことをノートに書き殴る
・未来・妄想日記を書いてみる
・気が済むまで部屋の掃除をする
・アロマオイルを焚く
・新しい香水を買う
・今から海外旅行に行くなら…と妄想してみる
・もし100万円当たったら何を買うかを考えてみる
・推しに会ったらと妄想する…
いかがでしょうか。
イメージが湧きましたか?
このようなリストを100個程度書き出してみましょう。
書き終えたら、手帳やスマホのメモなど、見たいと思ったときにすぐに見られる場所に保存します。
仕事でミスをしたとき、喧嘩したとき、うまく行かなくてイライラしたときに、このリストのどれか一つでも行うことで、心が落ち着くのではないでしょうか。
また、実際に試してみて、
・気軽にできてちょっとだけ元気になったこと
・手間がかかるけどすごく元気なったこと
などを書いておくと、その後に同じような状況になったときに活用できますね。
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まとめ
今回はコーピングリストについてご紹介しました。
落ち込んだときに気持ちをコントロールするってとっても難しいことですが、予め何をすると元気になるかが分かっていると、気持ちが揺れ動くことが少なくなりますよね。また、リストに書かれていることは自分の好きなことばかりなので、今日はどれをやろうかな~と楽しみながら取り組めます。ぜひ試してみてくださいね。
今回の記事が参考になれば幸いです。