「なぜ毎日毎日勉強をしないといけないの?」
「仕事に関係ない勉強もあるでしょ?」
と聞かれた場合にどう答えたらいいのかわからないのよね。
今回は勉強についてお伝えます。
勉強すると良い大学に入れる・良い会社で働けるは模範解答ではない
一昔前、こういった疑問を投げかけられると、
・勉強すると良い大学に入れるから
・良い大学に入ると、安定した仕事に就いて良い人生を送れるから
こういった答えが一般的だったように思います。
ですが、今やいい大学に入ったところで良い会社に勤められる保証はなく、終身雇用してもらえるとも限りません。
それどころか、大手企業であっても副業を容認する社会に。
社会全体が、自分自身でスキルを身に付けて生き抜くことを推奨するような空気に変わってきていますよね。
そのため勉強と、安定した仕事・良い人生とを結びつけることって難しいなと思います。
私は学習塾で働いていた際にこう伝えていました。
勉強する理由
・勉強した内容がそのまま仕事に結びつくこともある
・勉強して高校や大学に合格したことは、コツコツと勉強をして成し遂げたことを証明する「ある種の資格」である
・勉強することで初めて知る世界もある
・社会にでたら、勉強よりももっと苦手な内容を続けないといけない場合も
・その際に、我慢して続けるための訓練である
こういった答えを伝えることで、
「勉強が自分自身の役に立つ。」
「やらなければいけない」
と理解してくれるのではないかなと思います。
もちろんお子さんの性格によっては、納得してくれない場合もあるのですが…。
その場合でも、ごまかすのではなくご自身が納得できる答えをお子さんに伝えてあげられると良いですね。
まとめ
子どもは子どもなりの考えをもっています。
「子どもだから」とその場限りの答えを用意せず、向き合って話ができるといいなと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです。