
・価値観のワークが上手く書けない
・重くて持ち運ぶのが嫌になってしまった。
そんな悩みを抱えていませんか?
せっかく始めたのに、自分に合っていないのでは?と感じてしまうこと、決して珍しくありません。
私も、社会人一年目にフランクリンプランナーを購入。
意気揚々と使用したものの、徐々に使いこなせないな…と思い始めてしまい、2年目からは別の手帳に乗り換えてしまいました。

今回はそんな経験から、フランクリンプランナーにちょっと疲れてしまった方に向けて、
無理なく続けられる活用や、やっぱり他の手帳を使いたいという方のためにおすすめの手帳をご紹介します。
「挫折=失敗」ではなく、「見直しのチャンス」として、あなたにぴったりの手帳スタイルを一緒に探してみませんか?
この記事で分かること
- フランクリンプランナーに合う人・合わない人
- フランクリンプランナーの活用方法
- おすすめの手帳
■ フランクリンプランナーとは?

フランクリンプランナー(Franklin Planner)は、アメリカ発の自己管理手帳。
「7つの習慣」などで知られるフランクリン・コヴィー社が提唱する目標達成と時間管理のための手帳システムです。
ビジネスパーソンを中心に長年支持されてきました。
フランクリンプランナーは、リフィル型と、綴じ手帳の二つがあります。
従来のリフィル式からご紹介します。
リフィル式の特徴①大きさ
リフィル式には、下記の3つの大きさがあります。
サイズ名 | 特徴 | 寸法(約) |
---|---|---|
コンパクト | 一番人気。持ち運びやすく記入欄も十分 | バイブルサイズ:W120×H180mm |
クラシック | 書き込み量多め。オフィス使用向き | A5サイズ相当:W145×H215mm |
ポケット | 小さめ、メモ中心向き | 約W95×H170mm |
リフィル式の特徴②内容構成
リフィル式は、1日2ページ式、1日1ページ式、週間バーチカルの形式があります。
また、マンスリーのリフィルや、価値観などのワーク形式とがパックとなってスターターパックとして売られています。
フォーマット | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
1日2ページデイリー | タスク+日記+振り返りをしっかり書ける | 多機能でしっかり記録したい人 |
1日1ページデイリー | スリム&ライト。基本機能は網羅 | 軽く、持ち運び重視の人 |
週間バーチカル | 1週間の予定俯瞰+タスク管理向き | スケジュールを時間軸で整理したい人 |
■特徴
- 年間・月間・週間・デイリーページ
- ミッション・価値観・目標設定などのワークページ
- ToDoリスト、メモ、連絡先管理ページなど
- フォーマットは非常にロジカルで“PDCA”や“7つの習慣”に基づいている
綴じ手帳の特徴①
フランクリンプランナーには、綴じ手帳の形式もあります。
リフィル式を購入するよりも気軽に試してみたい方にお勧めです。
■綴じ手帳の特徴
- リフィル+バインダー式に比べて、スリムでシンプル
- カスタマイズ性はないが、すぐに使い始められ、書きやすい
- リングがないため、フラットに開いて書きやすい
- 仕事・プライベート兼用や、「まず試してみたい」人にもおすすめ
綴じ手帳の特徴②ラインナップ
名称 | 特徴 | 用途例 |
---|---|---|
7つの習慣 ウィークリー手帳 | 「7つの習慣」ベース。週間バーチカル+目標欄あり | 自己管理・スケジュール管理向け |
フランクリンプランナー・オーガナイザー | 年間・月間・週間+メモ構成 | スケジュール+思考整理両立 |
デイリーノートブック(綴じタイプ) | 1日1ページ型。日記+ToDo記録に最適 | 自由記録・思考整理・習慣化 |
ビジネスノート手帳タイプ | メモ+会議記録などに特化 | 仕事の議事録や日報向け |
リフィル式 vs 綴じ手帳の違い
項目 | リフィル式 | 綴じ手帳 |
---|---|---|
カスタマイズ | ◎ 自由に差し替え可能 | × 固定された構成 |
持ち運び | △ やや重く厚みあり | ◎ スリムで軽い |
書き心地 | △ リングが邪魔になることもある | ◎ フラットに開く |
見た目の美しさ | ◎ 高級感のあるバインダーも選べる | ◯ デザインは比較的シンプル |
コスト | △ 初期投資が高め | ◎ 比較的手頃な価格 |
習慣化のしやすさ | △ 書く量が多く負担になることも | ◎ 書く場所が明確で始めやすい |
フランクリンプランナーをお勧めできる人・お勧めできない人
ブランクリンプランナーをこれから購入しようか迷っている場合には、こんな方にお勧めです。
■フランクリンプランナーをお勧めしたい人
・手帳で自分の仕事や社会における価値観を整理したい
・価値観を通して、自分が仕事や社会でどうふるまうかを考えてみたい
・手帳は分厚くて、裏抜けしないことがこだわり
■フランクリンプランナーをお勧めできない方
・手帳を持ち歩くことが多いので薄くて軽い方がいい
・手帳はスケジュール管理だけのために使いたい
・タスク管理より、感情ややりたいことを重視した手帳選びをしたい
フランクリンプランナーで挫折してしまう理由

私は、社会人一年目の時にフランクリンプランナーを使用していましたが、1年で使用を断念してしまいました。
その理由は、下記の3つです。
・書く項目が多すぎて“やらなきゃ”という義務感が生まれてしまうこと
・バインダー+リフィル形式はサイズや重さがあるため、毎日持ち歩くのが億劫
・価値観のワークを考えるのが難しい
毎日のページにきっちりと目標や優先順位、タスクを書き込む構成は、完璧を目指すほど負担になりがち。
また、バインダー+リフィル形式はサイズや重さがあるため、
毎日持ち歩くのが億劫になり、だんだんと使わなくなってしまうんですよね。
私はこのように、毎日使うのがだんだん面倒になり、他の手帳に切り替えてしまいました。
私と同じように、購入してみたものの、うまく使いこなせないことで挫折する方は他にもいらっしゃるようですね。
生活の変化に合わせて柔軟に使いたい方や
もう少しビジネス色が弱い形式が書きやすいと思う方にとっては
「自分らしく使えない」と感じてしまい、挫折の一因となっているのかもしれないですね。
フランクリンプランナーの活用方法

続いては、フランクリンプランナーを使いこなせずに挫折しがちな方に向けて
「完璧に使わなくてもOK」な使い方の工夫を
具体例とともにご紹介します。
■ 1. すべて書こうとしない:書く項目を減らす
フランクリンプランナーには、
・価値観の確認
・優先順位の記入
・1日の目標
・ToDo
・振り返り
など多くの記入欄がありますが、全部を埋める必要はありません。
使い方を絞って、一部機能だけを活用するのが続けるコツです。
■例
- 「今日はタスクだけを書いて、価値観欄は空白のまま」
- デイリーページだけを日記やタスク帳として使う(予定管理はGoogleカレンダー)
- 週間ページに仕事の予定をざっくり入れて、詳細メモは別ノートで管理
使わないページがあっても、それは“余白”として活用すればOKです。
■ 2. 月間スケジュール+マインドマップ的な使い方にする
リフィルのレイアウトに縛られすぎず、自由に描くように使ってみましょう。
■例
- 月間カレンダーには、「今月やりたいこと」「読んだ本」「達成したこと」を色分けして書き込む
- デイリーページには、仕事のアイデアや人間関係の悩みを“思考の地図”として描く
- デイリページは、振り返り&学んだことなど、記録用のページとして使う
手帳を情報の整理だけでなく、頭の中の棚卸しツールとして使う感覚です。
■ 3. 「自分のための道具」と割り切る
手帳は「正しく使う」ものではなく、「自分を助けてくれる道具」です。
完璧に使おうとせず、自分のペースや気分に合わせて使ってOKです。
■例
- 3日空白になっても気にしない」
- 1週間に1度だけ開くでも続けてる自分を褒める
そのくらいラフな使い方の方が、むしろ習慣になるという人も多いですよ!
女性におすすめの手帳スタイル・手帳5選
フランクリンプランナーについて、活用方法をご紹介しましたが、
やっぱり使いこなせない!という方に向けて、
仕事にも活用できる手帳のおすすめを5つご紹介していきます。
私はフランクリンプランナーの後に、いろいろな手帳を使用しましたが、
この後ご紹介するCITTA手帳に出会い
自分なりの手帳の活用の仕方を見つけることができましたよ!😊
🌸 1. 自分軸手帳
■おすすめな人
自分らしい働き方”を見つけたい方
自分軸手帳は、価値観や理想のライフスタイルを言葉にしながら、仕事と私生活のバランスを整えられる手帳です。
たとえば、朝の10分で「今日の大事にしたいこと」を書くだけで、忙しい一日も気持ちがブレません。
日々の振り返りで「今のままでいいのかな…?」という迷いも少しずつクリアになりますよ。
■特徴:
自分の価値観や理想の生き方にフォーカスし、目標を“自分軸”で管理する手帳。
🧠 2. ジブン手帳(Biz / DAYsなど)
■おすすめな人
スケジュールもライフログも、全部一冊にまとめたい方
ジブン手帳は、1日の予定、タスク、体調、感情、気づき——全部を自然に書きたくなる設計。
「今日は朝の会議が長引いたな」「ランチの気分は◎」など、仕事の流れも気持ちも同時に残せます。
忙しい中でも“自分を振り返る時間”が生まれる手帳です。
■特徴:
「人生の記録」がテーマ。1年を通してスケジュール・ライフログ・習慣管理まで網羅。
🔵 3. CITTA手帳
■おすすめな人
やりたいことを先に書いて、1日をもっと気持ちよく過ごしたい方
CITTA手帳は、「未来を予約する」という考え方の下、まず“ワクワク”を予定に入れる手帳。
例えば「〇曜日は15分だけ自分時間」と書くだけで、週に一度のカフェ時間が確保できます。
時間の使い方を見える化して、仕事の効率も自然とUP。
働きながらも、毎日を楽しみたい人にぴったりです。
■特徴:
「未来を予約する」ことに特化した、夢実現系の手帳。時間管理とワクワクを両立。
💼 4. force手帳(フォース手帳)
■おすすめな人
“今”に集中して、やりたいことの時間をつくりたい方
Force手帳は、「“今”に集中して、やりたいことの時間をつくる」をコンセプトにした、
時間管理と習慣化支援に特化した手帳です。
書くことで生産性を上げ、行動を加速させる“頼れる個人秘書”のような存在を目指しています。
■特徴:
「じぶん企画会議」機能で日々のPDCAが回せるようになり、迷わず行動ができる構造
🌿 5. Pure Life Diary(ピュアライフダイアリー)
■こんな方におすすめ
小さな幸せやシンクロに気づけるようになりたい方
続いてご紹介するのは、別の視点からおすすめな手帳。
職場にもっていったり、持ちあるく手帳ではなく、家でじっくり向き合うのにおすすめな手帳です。
ワークにしっかり取り組みたい方におすすめですよ。
Pure Life Diaryは、自分自身の心と丁寧に向き合い、
「本当に望む生き方」や「理想の自分」に近づくための意識変容型ダイアリーです。
毎日少しずつ書き進めることで、ポジティブなマインドを育て、引き寄せ力を高める設計になっています。
■特徴:
スピリチュアル×自己成長をテーマにした、心に寄り添う日記型手帳。
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まとめ
今回は、フランクリンプランナーについてご紹介しました。
フランクリンプランナーをうまく活用できていない方は、決められた通りではなく、自由につかってもいいんだ!という視点を大事に試してみてください。
でもやっぱり、他の手帳を探したい方は、手帳選びの参考にしてみてくださいね。
これらの手帳は、「仕事がはかどる」だけでなく、自分らしく働くための“思考整理”や“感情の整え”にもフォーカスしています。
完璧に使うことより、自分を知り、自分を活かす手帳選びが、長く続けられるポイントです。
今回の記事が参考になれば幸いです