今回は宝くじを当てた人が不幸になる?について、徳という観点から考えてみたいと思います。
徳とは?
徳と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか?
・学校で習った道徳・人のために何かをする偽善者のようなイメージ
・宗教の勧誘で使われる言葉
など、さまざまなイメージを思い浮かべることと思います。
実は徳というのは、ヨガや原始仏教で説かれる考え方のこと。
・掃除をする
・家事をする
・落とし物を拾ってあげる
・本来の価値よりも安い値段でサービスや商品を提供する
など、自分には得にならないけれども、誰かのためになる行動をするときに、徳を積むことができます。
反対に、
・タダでものをもらう
・欲しいと思ったものや縁を引き寄せる
・本来の価値よりも安い値段でサービスを受ける
など、自分自身の欲を満たすときに徳を消費するそうなのです。
この法則からすると、人は小さな徳積みをし、その徳を消費して日々の生活をしていることになります。
(ざっくりな説明にとどめますので、詳細はこちらの記事で。)
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宝くじを当てた人が不幸になると言われる理由
では、本題に戻ります。
宝くじを当てた人が、
・けがをしたり
・家族がバラバラになったり
など、不運に見舞われるのは、実はこの徳が関係しているのでは?と言われています。
これまでにコツコツと積み重ねてきた徳の山が、宝くじを引き当てたことによって、空っぽになってしまうわけです。
すると、良いことが起きず悪いことばかり起きてしまいます。
宝くじが当たった人に寄付のお願いが来るのは、徳の法則からすると実はいいことなのかもしれませんね…?!
とはいえ、必ずしも寄付をしなければいけないというわけではなく生活の中で、
家事
掃除
育児
近所の方のお手伝い
奉仕活動への参加
などコツコツと徳を積んでいくことで、少しずつ元の徳の状態に戻していくことができるのです。
つまり、宝くじが当たったからと、傍若無人な振る舞いにならないように注意したほうがよさそうです。
徳という言葉がいいように使われることもある
本来、この徳とカルマの話は、仏教などの考えの基になっている考え方なので怪しいものではないはず。
ですが、冒頭でお伝えしたように、
徳という言葉が悪いイメージ使われることも多くありますよね。
・宗教団体の勧誘
・寄付をお願いする際の常套句
・スピリチュアルなセミナーの勧誘
になっていることも。
それらの団体、会社が本当にそのお金で社会貢献活動をしているなら問題ないのですが、そうでない場合もあるようなので、十分に注意されてくださいね。
(その場合には、徳積みにはなっていませんので)
徳の考え方で、日々の生活をポジティブに
地域の清掃活動や日々の掃除、家事など、ちょっと面倒だなと思うことってたくさんありますよね。
(私も思っています)
ですが、誰かのために行動することが、巡り巡って自分の幸せになるかも?と考えると、徳の法則ってすごくいい考え方だなと思います。
世の中の成功者は、毎日トイレを磨くと言いますし……
子どもの世話が徳積みになっているなんて、なんてラッキーなんだろう!と思えませんか?
そんな気持ちで、今日も誰かのために、ちょっとしたいい事をできたらいいなと思います。
ということで今回の内容が参考になれば幸いです。