瞑想という言葉を聞いたことがありますか?
・本当に効果あるのかな?
・Appleの社内で導入されているって聞いたんだけど、どうやるの?
今回はこんなお悩みを解決する記事を書きました。
瞑想ときいてなんとなく良さそうと知っている方も多いと思いますが、宗教っぽいと思う方や、眼をつぶっているだけで効果があるなんて気のせいじゃないの?と疑問に思う方もいますよね。
今回は、
・瞑想ってどうやるの?
・瞑想の効果って?
・会社で瞑想を取り入れられているってホント?
について解説していきます。
この記事を読んで、瞑想のやり方を理解して、ぜひ普段の生活に取り入れてみてくださいね。
瞑想とは
瞑想とは、一言でいうと目を閉じて呼吸を整えることです。
・呼吸
・音
・単語
・物
に集中することによって、頭の中を空っぽにし、
頭に思い浮かんだことを冷静に見つめ直します。結果として、心を落ち着かせることができます。
瞑想は元々は、数千年前のインドで悟りを開くための修行だった行為。
ですが、現代では宗教の修行の一環としてだけでなく、企業の朝礼として集中力を高める方法として取り入れられることも。
やり方、とらえ方も多岐にわたります。
瞑想の効果
では、瞑想はなぜ多くの人たちに受け入れられているのでしょうか。
それは、心を落ち着かせる効果があるからなんです。
私たちは1日に3万5000回も決断していると言われています。
SNSを見て情報を取り入れる
多くのことを考える
不安なことが頭によぎって…
と頭の中が忙しいですよね。
結果として、周りの人に振り回され、時間に追われ...
自分の心の声に耳を傾ける暇もないという方が多いのではないかと思います。
そんなときに瞑想が効果的なんです。
具体的には、瞑想にはこういった効果があります。
おすすめポイント
- 不安に思っていたこと、感情的になっていたことを冷静にとらえられる
- 心が穏やかになる
- イライラや不安を感じづらくなる
- 結果として、睡眠の質が上がる
- 集中力が上がる
- 感情をコントロールできるようになる
- ストレスを解消できる
と言われています。
ここまで瞑想とは...について解説してきました。続いては瞑想のやり方についてご紹介します。
瞑想のやり方
瞑想に興味があっても、やり方が難しかったり、怪しいやり方だと取り入れられないんだけど...と思う方も多いですよね。
大丈夫です。やり方はとっても簡単です。
ぜひ1日5分の習慣として取り入れてみてください。
今回は、初期仏教を唱えたブッタの時代から語り継がれる「ヴィッパサナー瞑想」のやり方を解説していきます。
ぜひ一緒にやってみてくださいね。
- STEP1:あぐらをかいて座りましょう
- STEP2:目を閉じて、鼻からゆっくりを息を吸います
- STEP3:呼吸をしたときに、鼻の中を空気が通っていく感覚を感じることができますか?
- ”鼻に空気が当たる感覚”に意識を集中しましょう
- STEP4:呼吸に集中する中で頭に浮かんだことは、「私はこんなことを考えていたんだな」と認め、もう一度鼻の感覚に集中します
瞑想をしていると 「●●をしたいな」 「今日はこんなことがあったな」 「そういえばこんなことが嫌だったな」 と思い浮かぶこと、イヤな感情がわいてくると思います。
その時には、「私はこんなことを気にしていたんだな、よく頑張ったな」と自分のこと、考えていることを認めてあげましょう。
そして、息を強く吸って、鼻の感覚に集中します。
この動作を最初は3分。長い時間する場合には数十分、数時間と続けます。
※本格的に取り入れたい方は、ヴィパッサナー瞑想の合宿というものもありますので、興味がある方は調べてみてください。
瞑想の種類
瞑想には、今回ご紹介したヴィパッサナー瞑想以外にもいくつか種類があります。
簡単にご紹介していきます。
ヴィパッサナー瞑想
ヴィパッサナー瞑想は先ほどもご紹介しましたが、原始仏教のころから語り継がれる瞑想の方法。ありのままを見る、自分を客観的に見ることができる瞑想です。
マントラ瞑想
マントラ瞑想とは、こちらもインドで古くから使われている瞑想で、マントラと呼ばれる言葉を唱え、言葉に集中する瞑想の方法です。
マントラを唱え言葉に集中することで、雑念から遠ざけることができます。
サマタ瞑想
サマタ瞑想とは、何か1点に集中する瞑想方法です。
例えば、ろうそくの炎、音楽、部屋にある何かのもの、足などの体の感覚などの何か一つに集中をして瞑想を行います。
キャンプファイヤ―の炎を見つめる、波を見つめていると心が落ち着きますよね。その原理を利用した瞑想です。
マインドフルネス瞑想
また、ビジネスの場でよく聞く瞑想は、マインドフルネス瞑想ですよね。
マインドフルネス瞑想は、ヴィパッサナー瞑想を現代人向けにアレンジし、現実に生かせる目的を持たせた瞑想と解釈されます。
つまり、ヴィパッサナー瞑想とやり方はほとんど同じなのですが仕事へのやる気、スキルアップといったメリットを求めて行う瞑想です。
その他の瞑想
それ以外にも歩く瞑想「歩行瞑瞑想」、書く瞑想「ジャーナリング」などもありますよ。
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瞑想を1か月実施してみた
私は、ヴィパッサナー瞑想の指導者の方に教えていただいたことをきっかけに、毎朝5分の瞑想を取り入れてみました。
結論、目に見える変化はありませんでしたが...
自分の気持ちや考えていることを冷静に振り返ることができ、客観的にどうしたらよいのかを見られるようになりました。
もともとジャーナリングやノートでの振り返りをしていたので、それほど効果はないのかなと思っていましたが、頭に浮かんできたことを一つひとつを確かめて呼吸に意識を戻すので自分の考えていることをよく理解できるようになりました。
例えば、
「私はいつもこんなにたくさん考えているんだな」
「何年も前の記憶を引きずっているから、マイナス思考になってしまうんだろうな」と思考の癖を理解することができましたよ!
まとめ
今回は瞑想についてご説明しました。
言葉は知っていても、やり方や効果まではっきりとは知らない方も多かったのではないかと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。