・ちゃんと稼げるのかな?
・手続きって大変そうなんだけど...
今回はこんなお悩みを解決する記事を書きました!
フリーランスになる!というと大変そうですが、
私は専業主婦で全く知識がない状態から、フリーランスになることができました。
また、家からほとんど出ることなく、手続きも完了させることができましたよ。
今回の記事では、フリーランスっていったいどういう働き方?という部分から、フリーランスの仕事、手続きなどを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事で分かること
- フリーランスとは
- フリーランスの仕事
- フリーランスになるための手続き
フリーランスとは
フリーランスとは、「会社と雇用契約を結ばす、クライアントと業務ごと(案件ごと)に契約を結びながら仕事を進める働き方」。
場所や時間に縛られることなく、スキルや経験を活かして働きます。
個人事業主と業務委託契約とは
フリーランスでの仕事の際には、個人事業主や、業務委託契約といった単語がよく出てきますよね。
それぞれの言葉の定義についても説明していきます。
「個人事業主」とは、会社を設立せず、個人で事業を行っている人のことを指します。
このあとご説明する、開業届を提出することで、正式に個人事業主として認められることになります。
また、個人事業主として働く際には、「業務委託契約」を結び、働くことが多いです。
とはいっても、実は業務委託契約という言葉は正式な言葉ではなく、「請負契約」「委任/準委任契約」を総称して業務委託契約と表しています。
「請負契約」とは、仕事を完成した状態で納品することに対して報酬が発生する働き方。
つまり、大きなプロジェクトであっても、成果物を納品、仕事を完成させてはじめて完了したと認められる働き方です。
一方で、「準委任契約」(その中でも厳密には2つの契約方法がありますが、ここでは履行割合型の準委任契約を説明します)とは、いわゆる時間単価や業務そのものに報酬が支払われる働き方のこと。
成果物が出来上がっていなくても、業務に取り組んだ業務時間や割合に応じて報酬が支払われます。
このような働き方を自分の得意分野に合わせて受けていく働き方がフリーランスです。
では、ここ最近多くの人がフリーランスに転身しているのはなぜなのでしょうか?
フリーランスのメリット・デメリット
では、フリーランスの魅力についてご説明していきます。
■メリット
・自由な働き方
・選択・責任の自由
・収入の可能性
・人間関係の悩みが減る
メリット①自由な働き方
フリーランスを目指すことの大きなメリットは、自由な働き方ができること。
コロナ渦で在宅勤務が一般的になったとはいえ、多くの会社で出社義務がありますよね。
また決まった時間から業務を行わなければいけない会社も多いと思います。
フリーランスでは、場所や時間を自由に決めることができる点が一番のメリットです。
メリット②:選択・責任の自由
2番目には選択・責任の自由が挙げられます。
自分がチャレンジしたい仕事に挑戦する、責任ある仕事をする、初めての仕事を請け負うなどどういった仕事を選ぶか、どこまでの責任を負うかなど自由に選ぶことができます。
メリット③:収入の可能性
3番目には、収入の可能性が挙げられます。
1日に何時間働くかを自由に決めることができます。
また、大きなプロジェクトや責任ある仕事に従事することでこれまでよりも高い報酬を得ることも可能なのです。
メリット④:人間関係の悩みが減る
また、1人で仕事をするために、自分のペースで仕事を進める事ができます。
そのため、人間関係での悩みが減ったという方は多いですよ!
このようにすべて自分で選んでかかわる働き方ができる点がフリーランスのメリットです。
一方でデメリットもあります。
・収入が不安定
・税金や会計、手続きの負担がある
・社会的信頼性が低くなる
・スキルアップや未経験の仕事にチャレンジしづらくなる
デメリット①:収入が不安定
まず一番のデメリットは、毎月きまった収入を得られにくいことです。
大きなプロジェクトに関わった月や、長時間働いた月は収入が多くなりますが、お盆などで稼働日が少ないときや、体調不良などにより仕事ができなくなる月の収入は一気に下がります。
会社員のように有給休暇がないため、固定の金額が振り込まれない点は大きなデメリットです。
デメリット②:税金や会計・手続きの負担がある
2番目のデメリットは、手続きの負担があること。
社会保険や税金をすべて自分で手続きをし、支払う必要があります。
また、会計ソフトで記帳をし確定申告をするなど、様々な手続きが必要となることにわずらわしさを感じる人も多いようです。
デメリット③:社会的信頼性が低くなる
3番目のデメリットは、社会的信頼性が低くなることです。
具体的には、住宅や車のローンを組む際、クレジットカードを申し込む際には、同じ年収を得ていたとしても、会社員のころよりも審査が厳しくなります。これは、先ほどもお伝えしたように収入が不安定なことに起因します。
また、現在幼稚園や保育園に就園している子どもがいるママの場合には、フリーランスになることで、収入や仕事の証明のための手続き方法が変わることや、保育園の待機の順番に変更がある場合もあるようです。
もし子どもがいる場合には、働き方を変えることで支障がないかをぜひ調べてみてくださいね。
デメリット④:スキルアップや未経験の仕事にチャレンジしづらくなる
4番目は、スキルアップをしづらいこと。
会社では、会社の研修でマネジメント研修やスキルアップ研修などが開かれることが多いですが、フリーランスの場合にはすべて自分のお金を使って研修を受けなければいけません。
また、会社では部署移動などにより未経験の仕事にチャレンジできる機会も多いですが、フリーランスで未経験の仕事をお願いする際には、リスクがあると思われてしまい、案件獲得まで時間がかかります。
このように、デメリットもあるのがフリーランス。
これからフリーランスを志す方は、メリット・デメリットをぜひ見比べてみてくださいね。
フリーランスが向いている人
このようにメリット・デメリットがあることから、フリーランスに向いている人はこういった方なんですね!
・時間管理やタスク管理ができる
・お金の計算をきっちりできる
・心のバランス・モチベーションを保てる
時間管理やタスク管理ができる
フリーランスは良くも悪くもすべて自分で選んで仕事をすることができます。
1週間後に納期の仕事を、今日終わらせることも、ギリギリに終わらせることもできるわけです。
締め切りが近くなっても、手伝ってくれる同僚や、期限が近いことをお知らせしてくれる上司などもいません。
ですので、ご自身でスケジュールやタスクをしっかり管理できる人でなければ、フリーランスとしてやっていくのは難しいでしょう。
お金の計算をきっちりできる
また、お金の管理についても、確定申告を年度末に行う必要があるため、経費の管理や請求書、収入の管理などをきっちり管理する必要があります。丸投げして代行業者にお願いする方もいますが、領収証を捨ててしまった…のようなことがないように、きっちり管理できる自信がある人のほうがフリーランスには向いています。
心のバランス・モチベーションを保てる
フリーランスは基本的に一人で仕事をします。
モチベーションを一定に保ち仕事に取り組むことができる方のほうが向いているといえます。
フリーランスの仕事
それでは、今フリーランスとして独立している人は、実際にどういった仕事で生計を立てているのでしょうか。
・ライター
・Webデザイナー
・エンジニア・プログラマー
・動画編集
・SNS運用
・通訳・翻訳
・コンサルタント(Web制作・人事・経営など)
・事務代行
ライター
Webライターとして、メディア記事執筆の依頼を受ける仕事。1文字あたり〇円といった形で文章の量に合わせて報酬が支払われる働き方が多いです。
また、自分自身でブログ運営を行い、アフィリエイトや広告収入で生計を立てている人もいますよ。
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Webデザイナー
広告やSNSの画像制作、Webサイトなどのデザインなどを行う仕事がWebデザイナー。
広告代理店や特定の会社のデザイナーとして働く、都度依頼を受ける働き方を組み合わせて受注するケースが多いようです。
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エンジニア・プログラマー
エンジニアというと、さまざまな業界での技術者のことをさしますが、フリーランスとして独立する人が多いのは、Webサイトやアプリなどのフロントエンドと呼ばれる部分を触るエンジニア。HTML、CSSや、こういったブログ記事を書く際のサイトの仕組み作りを担う働き方です。
また、プログラマーとは、動きがあるサイトなど仕組みづくりをメインで担当する働き方のことです。
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動画編集
近年人気の職種が動画編集。
Youtubeや、SNSの動画、会社の紹介動画など広く活躍の機会があります。
女性男性を問わず、未経験の方が挑戦されることが多い仕事です。
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SNS運用
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事務代行
その他、女性に多い働き方として事務代行のフリーランス。
オンライン秘書、オンライン事務代行といった呼ばれ方もします。
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通訳・翻訳
以前から人気の仕事、通訳・翻訳。
通訳や翻訳を取り扱うエージェントがあり、そういった会社に登録(審査あり)して仕事をいただく働き方です。また、最近ではクラウドソーシングサイトでWebサイトの翻訳や海外のHPをリサーチするような依頼も増えてきています。こういった仕事をされる方も多いようです。
コンサルタント
Webの分野や採用、経営など、特定の分野の知識と経験を身に付けた方が、コンサルタントとして活躍するケースも増えてきています。企業で経験し他人にアドバイスできる内容がある人は業務の代行や、アドバイスなどをメイン業務として独立することもできますよ。
主にこういった職種で独立する方が多いようです。
もちろん、データ入力や、アンケートなど在宅で収入を得る方法はほかにもありますが、フリーランスとして一定の収入を得るためには、報酬単価がこういった仕事を選ぶ人が多いようですね。
フリーランスになるために準備すること
・独立の計画を立てる
・開業届を出す
・確定申告のための帳簿付けをする
・ポートフォリオを準備する
独立の計画を立てる
まず初めに行うことは、フリーランスになってからどういった仕事をどのように行って、どのように収入を確保していくのかを考えること。
これからスキルを身に付けて、フリーランスになることを目指す場合には、収入が安定するまでに時間がかかることが予想されます。
もし、デザイナーやエンジニア等これから新しいスキルや資格を学ぼうと思っている人は、他のスキルを活かした仕事で生計を立てる、または現在の仕事をしながら学びや副業で少しずつチャレンジする方法もありますよ。
開業届を出す
開業届とは、個人で事業を始めるタイミングで、税務署に事業開始を知らせる手続きのこと。
具体的には、開業してから1か月以内に、開業届を提出します。
開業届を出す方法は
・書類を書いて、税務署にもっていく
・書類を郵送して税務署に提出する
・etaxを利用して提出する
方法の3つがあります。
青色申告の届け出を出す
また、開業届を出す際には、合わせて青色申告の届け出を出すことをおすすめします。
フリーランスとして働く場合には、もし仮に扶養内で働こうと考えると、年間の所得金額を48万円以内に抑える必要があります。
アルバイトやパートの際には、103万円と言われますよね。
ですが、アルバイトなどの場合には給与所得控除額の55万円があることで、103万円という金額まで収入を得る事ができます。
103万円ー55万円(給与所得控除額)=48万円(基礎控除額)
ですので、フリーランスの場合には、所得金額が48万円を超えてしまうと、配偶者控除を外れてしまいます。
一方で青色申告の登録をすることで、プラス65万円控除金額が増えます。
つまり、所得金額は48万円+65万円=113万円
(※青色申告、電子帳簿などの条件を満たす場合)
または、基礎控除48万円+特別控除55万円=103万円
(※青色申告でも電子帳簿、e‐taxでの申告を満たさない場合)
までの所得であれば、扶養内に入ることができるのです。
(社会保険については、加入の社会保険によって、130万円以内、103万円以内など金額が異なります。
場合によっては、金額が100万円以下などの制限がある場合もありますので、事前にご確認ください。)
扶養に入ることを想定していない場合であっても、課税対象となる所得から65万円分を差し引くことができるため、節税効果があるんですよ!
このように、住民税を少なくするためには、青色申告が有効なんですね。
一方で青色申告にはデメリットもあります。
それは、申告の帳簿付けには、複式簿記での帳簿付けが必要となること。また、48万円以内の所得であっても、確定申告書類の提出が必要となることです。
複式簿記と言うと、ややこしそうだなと思われる方が多いと思いますが、今は項目を選択するだけで、専門知識がなくても使いこなせる会計ソフトが多くありますよ。
年度末が近くなると、税務署主催や、会計ソフトの会社のイベントで確定申告講座なども多く開催されていますので、不安な方はそういった講座を利用して申告書類を作ることもできますよ!
こういった内容を見て、青色申告での手続きをされる方は、ぜひ開業届と一緒に提出をしてくださいね。
会計ソフトを準備する
続いての手続きは会計ソフトの準備。
口座の引き落としや、クレジットカードの引き落とし額を経費として計上する場合には、先に会計ソフトを準備しておくと後からの処理が楽になります。
どういった形で会計していくのかを決めておきましょう!
会計ソフトをパソコンにダウンロードして固定のパソコンから処理をする方法と、オンライン上の会計ソフトで処理をする方法がありますよ!
やよいの青色申告オンライン
公式HP:https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/
クラウド会計ソフトの中では利用シェアNo.1のクラウド型の会計ソフト「やよいの青色申告オンライン」です。
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まずは無料で利用できることから、使い方をしっかりと理解して使い続けられそうと感じている方が多いから、満足度が高いんですね。
出典:https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/
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オンライン・ダウンロード型:オンライン
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ダウンロード版のソフトを使う
オンライン版ではなくて、Excelでの管理がしたい、青色申告のついて学びながら会計をしたいという方には、こちらの本がおすすめです。
こちらの本はダウンロード版のExcelソフト付きなので、ご自身で設定をしながら会計をしたいという方に人気の本ですよ。
ポートフォリオを準備する
さて、個人事業主としての開業準備が整ったら、早速案件に応募をはじめましょう!
案件応募をする際には
・これまでの経歴
・できること
・過去の作品
などをまとめ、応募の際にアピールしていきます。
ライティングや、デザインなどの案件を取っていく際には、まずはポートフォリオを準備することをおすすめします。
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まとめ
今回は、フリーランスで働くための、はじめの一歩についてご紹介しました。
まとめ
- フリーランスは管理ができる人におすすめ
- 未経験でも挑戦できる仕事がある
- いきなり独立せず副業から始めてみよう
- フリーランスになったら手続きもちゃんとしよう
今回の記事が参考になれば幸いです。
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