
・今のままこの仕事を続けていいのかな。キャリアアップてきる?
・この数年きついことが続いている。
こんなお悩みありませんか?
今回は、人生の転換期であるサターンリターン(土星回帰)についての記事を書きました。
サターンリターンとは、「西洋占星術のホロスコープ上で元の位置に戻ること」を指します。約29.5年周期で土星が一周することから、29~30歳、58歳~59歳ごろのこと。
29~30歳、58歳~59歳ごろの皆さんにとって、
・今まで積み上げてきたものってほんとうに正しいの?
・これからどんな人生を歩むか悩む
と葛藤が起きやすくなります。



サターンリターン(土星回帰)の時期には、、人生で課された課題に向き合うタイミングと言われ、体感的にきつい方も多いと思います。
私は、普段はキャリアカウンセリングをしていますが、
西洋占星術を利用した適職鑑定のご依頼を受けることがあります。
今回はその経験を活かして、サターンリターンとは何か。どう過ごしたら良いのか。
うまく乗り越え自分らしく過ごすコツについて解説していきます。
ぜひ最後までご覧くださいね。
この記事で分かること
- サターンリターンて何?
- サターンリターンには何が起こるの?
- どう過ごしたらいいんだろう…
サターンリターン(土星回帰)とは

サターンリターンとは、西洋占星術において、土星が太陽の周りを一巡し、盤面上(ホロスコープ上)で同じ場所に戻ってくるタイミングのことを指します。
<サターンリターンとは>
・西洋占星術のホロスコープ上(盤面上)で、土星が元の位置に戻ってくること
・約29.5年ごとに訪れる
・29~30歳前後、58歳~59歳前後に顕著
通常土星は、29.5年で太陽の周りを一周すると言われています。
西洋占星術の盤面上で、ネイタルチャート(生まれた時の盤面上)での土星と、トランジット(実際にリアルタイムで動いている)土星とが、ちょうど重なるタイミングのことを、サターンリターン(土星回帰)と言います。
西洋占星術での土星は、課題やコンプレックス、苦手と感じやすいものを示す星。
二つの土星が重なることで「責任」「試練」「成長」のような、これまでとは異なるステージに突入するような壁や転機を感じる方が多いんです。
アラサー(30歳前後)にとってのサターンリターン

30代前後になると、結婚、出産、昇進など、ライフイベントと仕事とのバランスに悩む方が多いと思います。
・この仕事が自分にとって合っているのか悩む
・健康や生活習慣を見直したいと感じる
・結婚や出産、離婚などのパートナーシップに悩む
・周りがライフイベントを迎えることで友人関係が変わる
このような出来事が、27歳ごろから起きることで、20代半ばごろまでとは異なるステージに突入しているのではと感じる方が多いようです。
このように、29歳に入ると急に壁を感じるというよりは、27歳ごろ~32,3歳頃に数年間かけて課題に取り組まれることが多いようですね。
58歳前後にとってのサターンリターン

58歳ごろになると、
・仕事との向き合い方を考える
・仕事よりもプライベートに軸足を置く、フリーランスの道を考え始める
・子どもの成長とともに、生活環境に変化がある
・パートナーとの関係性が変わる
こういったことがある方が多いようです。
このように説明をしていると、なんだかつらい話ばかりで不安になってしまいますよね😭
でも大丈夫!土星が現す”壁”は、あなたの本来の力を持ってすれば乗り越えられる壁なんです。
これまでの人生で過ごしてきた経験や知恵を活かして取り組むことで、ステージアップすることができるんですよ🦘
サターンリターン(土星回帰)中の過ごし方

サターンリターン中に感じる壁は、もちろん皆さん異なります。
ですが、実はこれまでも苦手だと思っていたけれど、このタイミングで向きあわないといけないという内容だったりします。
例えば
■以前は…
・心を許せる友だちがいないと悩んでいた
■サターンリターンを迎えて
・この人を信頼してもよいのかなと感じるタイミングが来た
■以前は…
・勉強や成績にコンプレックスを感じていた
■サターンリターンを迎えて
・必死に勉強をしないといけないタイミングになった
などです。
私はこの後どんな人生を進んでいきたいのかなという将来を考える中で、必然的にぶつかる壁なんですね。
ぜひじっくり取り組み、一回り大きな自分に生まれ変わっていきましょう。
12ハウス別・サターンリターンを乗り越えるコツ
サターンリターンでは、
あなたが生まれた瞬間を表す出生図(ネイタルホロスコープ)の中で土星が入っている場所(ハウス)を見ていきます。
自分の土星が入っているハウスが分からない人は、こちらの記事を参考に、
まずは、ご自身の出生時間と出生地をもとに、ホロスコープ(盤面)を出してくださいね。
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このように、ご自身が生まれた瞬間のホロスコープを準備したら、
土星が何ハウスにあるかを見ていきましょう。
こちらの方は、土星はうお座5.59度。
9ハウスにいるときにいるときに生まれたと書かれていますので、この後ご紹介する9ハウスのところを見ていきますよ。
一般的に、サターンリターン(土星回帰)とは「土星がご自身が生まれた瞬間の度数に戻ってくること」を指します。
ですので厳密にいうと、
「サターンリターンのパワーが強いのは、土星がうお座の5.59度にいるとき」
ということになります。
ですが、ここでは細かい説明は置いておいて…
ハウスごとの土星の特徴という形でご紹介していきますね。
1ハウスの土星
自分に厳しく、コツコツ計画を立てて進められる努力家さん。
計画的に進められているにもかかわらず、自分に過度なプレッシャーをかけて
・「私にはできない」
と自信を持つことにコンプレックスを感じてしまいそう。
感情表現や素直な気持ちを伝えることに苦手な方も多いようです。
小さな目標を設定し、達成するごとに自分のことをほめてあげてくださいね。
一歩ずつ成長したあなたになっているはずですよ。
2ハウスの土星
2ハウスは、コツコツと貯蓄をする、安定した生活を表す場所。
堅実で、節約家が多いです。
ですが、
・私はお金持ちになれない
・お金を稼げるほどのスキルがない
と、お金や自分の価値にコンプレックスを感じている人も多いです。
自分は何を大切に思っているか、お金を稼ぐことで何を達成したいと思っているかのように、自分が何に価値を感じているか、自分自身の喜びについて考えてみてください。
3ハウスの土星
3ハウスは、学習やコミュニケーションを表す場所。
3ハウスに土星がある方は、
・勉強にコンプレックスを持つ
・人とのコミュニケーションが苦手
というケースが多そうです。
土星は、忍耐強く努力を積み重ねることで身に着くものを指します。
苦手と思っていたけれども、コツコツと取り組んできたことで、
・いつのまにか身になっていた
・結果を出せた
と感じられるようになりますよ。
4ハウスの土星
4ハウスは、家庭や自分の居場所を指す場所。
・幼少期に厳しくしつけられた
・安心して生活できる環境ではなかった
・家族に甘えられなかった
のように穏やかな家庭環境を築くことができないとコンプレックスを持っている方が多そうです。
家庭が厳しい場合には、一人暮らしを経験して、自分ひとりの安らぐ場所を持っている方を作っている方も多いかもしれませんね。
家族と離れて過ごすことで、理想の家族の姿が見えてくるかもしれませんね。
5ハウスの土星
5ハウスは自己表現の部屋。エンターテイメントや表現を指します。
5ハウスに土星があると、自分が表現をしようと思うことに対して、
・否定される
・理解されない
ことで、自分の思いを伝えることにコンプレックスを感じてしまいます。
ですが、サターンリターンのタイミングでは、自分を表現することを求められます。
自分自身を楽しませることを第一に、評価は気にせずトライしていってみましょう。
周りの方も魅力を理解してくれるようになりますよ。
6ハウスの土星
6ハウスは、仕事・働き方、また健康に焦点が当たることが多いです。
人の役に立とうと思って頑張っているあまり、
・頑張りすぎて…
・心や体に不調が出る
といったことがありそうです。
何事もバランスが大切ってわかってはいても、難しいですよね。
自分自身の体と心のバランスをとることを最優先に、何をどう選んでいくかを考えてみてくださいね。
7ハウスの土星
7ハウスに土星がある方は、人間関係にコンプレックスを感じそう。
・コミュニケーションを取るのが面倒
・司会やマネジメントのようにいろいろな人の中でバランスをとる役回り
に苦手意識を感じることが多そう。
ですが、客観的に周りを見ているあなただからこそ、相手の気持ちも理解ができるはず。
相手の気持ちを考えながら自分の意思を伝えることで、良好な人間関係ができ、自分自身の心も安定していきそうですよ。
8ハウスの土星
8ハウスは人と深く関わること、深層心理を示すハウス。
恋人、友人であってても、本音で話せないと感じている方が多そうです。
また、死生観を示すこともあるハウス。
幼いころに経験した知人の死、友人との仲たがいなどにより人を信じられないといった経験があるかもしれません。
本音の自分に向き合うことで、自分の気持ちに気付くはず。
時間をかけて、相手との距離を縮める工夫をしていきましょう。
9ハウスの土星
9ハウスは、とても楽天的で、冒険心、探求心を示すハウス。
このハウスに星が入っている方は、新しいことに挑戦できる方が多いです。
ですが、9ハウスに土星がある場合には、挑戦できる素質を持っているのに、
・機会を逃してしまう
・挑戦することにコンプレックス
を感じることがありそうです。
直感を信じて大丈夫!これまでにであったことがない考えに触れるために、海外でのホームステイなどぜひ小さな挑戦をしてみてくださいね。
10ハウスの土星
土星は、社会的な成功、結果を出すことにコンプレックスを感じそう。
また、年配の方との関わりや、伝統を守るという意味も含まれますので、
・伝統を守る
・規律通りにふるまうことが求められる環境で過ごす
ことが多いかもしれません。
環境には恵まれているものの、
・自分が成長できていない
・結果を出せていない
ことに対して、不安に感じてしまいそう。自分のキャリアに対して不安を感じる人が多そうですね。
結果が出るまでには時間がかかるかもしれませんが、焦らずに目の前のことに向き合っていきましょう。
11ハウスの土星
11ハウスは広いネットワーク、サークル活動などのように
・広い人間関係
・将来像
・自分の理想の未来を思い描くこと
が苦手になりがち。
また、ITなどを指すこともあり、インターネットなどの最先端の技術に苦手意識を持つ方もいるかもしれませんね。
小さなコミュニティーの中でのかかわりを大切に、自分はどうなっていきたいのかなと希望にあふれた未来をぜひ想像してみてくださいね。
12ハウスの土星
12ハウスは、スピリチュアルや、宇宙、霊などの見えない世界に縁があります。
一方で、
・理屈で説明できない見えない世界を、自分の中でうまく理解できない(処理できない)
と感じてしまいそうです。
例えば、第六感のような、自分の直感を信じるとうまくいくことができるけれども、論理的ではないので、それを信じてよいのかなと感じてしまうことが多そうです。
自分なりの付き合い方を見つけることが必要となりそう。
相手の気持ちの寄り添うことへの苦手意識も克服できそうですよね。
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まとめ
今回は、土星回帰について解説しました。
土星回帰、30歳前後、58歳前後の時期は、仕事や家庭など様々な壁にぶつかる時期といわれています。
ですが、その先に描く未来にステップアップするための壁ということもできるんです。
ぜひ、ご自身に与えられた壁とじっくり向き合って、この先の幸せの未来を描いていってくださいね。
今回の記事が参考になれば幸いです。